独立時の失敗談 紹介案件の代金滞納トラブル 報酬は前金制にこだわる

3月決算の監査について収束に向かっているこの時期、そろそろ監査法人の退職し事務所を構えて独立…と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は自分が独立したばかりの頃になった失敗談と、報酬は前金制を徹底することの大切さについてお伝えしたいと思います。

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トラブル案件となった契約

自分が税理士として開業したばかりの頃、知人からの紹介で申告期限が迫っていたのに経理はまったくの手つかずという案件を引き受けたことがあります。

契約時には経営者の方からとても感謝をして戴けて、経理の入力や必要な届け出、申告もタイトなスケジュールながらもやりがいを感じていました。ただ、経理体制を整えたあと、こちらの案件が大きなトラブルを抱えるようになったのです。

報酬が未回収 人間関係にもヒビが入る

当時は新規の案件欲しさに報酬の支払期限を後払いという条件で契約をしていたのですが、決算料と顧問料をまとめて請求したタイミングで報酬が支払われないという事態に陥りました。

報酬の支払いが滞っていることについて経営者の方と話し合った際に言われたことは

『スタッフへの給与を払わないとお店が開けないから払わないといけない。それに店舗の賃料や光熱費、仕入れ代金も支払わないとやっていけない。けれど税金や税理士への報酬は払わなくともすぐには困らないしお店は回る。』

というもの。

そのやりとりをきっかけに距離を置くことになりましたが、代金回収対応は約1年尾を引きましたし、紹介者である知人との人間関係にもヒビが入る結果にも繋がっています。

自身と周囲を守る 後払いでの仕事を受けない

この独立時の自身の失敗から学んだことは事業をしていくにあたっては契約時のルールを作っておくことが大切だということ。

新規のお客様が欲しいからといって未入金でトラブルとなり得るような契約はしてはいけませんし、それを許してしまう隙があったのは自身の落ち度。

事務所運営の営業方針として新規の収入を確保するために代金の回収を遅らすことや月々の支払い額を下げることもひとつの手ですが、自分は報酬の支払いは公的な団体以外のケースでは必ず前金制にすると決めています。

事務所のホームページでは後払いはしませんと明言しているので問い合わせは以前より減っていますが、代金回収で揉めてしまうことの方が自身や関与しているお客様、紹介者にとってものマイナスになると自分は判断しています。

未回収トラブルには気をつけて

公認会計士・税理士なのにこんな失敗をしていたの?と思われてしまうかもしれませんが、案外創業時にはこういったトラブルを抱えてしまいがちです。

独立する予定の方々は本当に気をつけてください。代金は前金制は大切ですよ。

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情報の仕入れって大切ですね。
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ABOUTこの記事をかいた人

守屋冬樹(もりや ふゆき)

公認会計士、税理士。高校時代の出会いがきっかけで公認会計士を目指すと決意。2007年(22歳)高卒での公認会計士試験合格を実現。準大手監査法人に勤務しつつ2011年(25歳)公認会計士登録。2012年(26歳)税理士となり守屋冬樹税理士事務所を創設。 さらに詳細なプロフィール/お仕事のご依頼